蛙とサトウとブログ

日々思うこと、ディズニー、旅の記録などをブログにします。

僕の好きな詩

 

同期が、働いてお金貰うって大変だなぁ!と言っていました。彼は学生時代、実家の手伝い以外にアルバイトしたことが無いので、ある種初めてのオシゴトなのだと思います。

彼は結構そこでそれ言っちゃう!?やっちゃう!?って言動があるので、みんなからネタにされて本人も楽しそうなんですが、今まで働いてないからこそ何か変なものに染まっていない感じがします。

うまく立ち回ろうという気持ちが見えない素直な人なので、こうゆう人が世の中を変えていくんじゃないかと密かに思ってるサトウです。

 

 

 

 

 

 

さて、僕が大学3年生で、卒業式の二次会に撮影スタッフとして参加した時のこと。

その年に大学を辞めるという先生が、卒業する生徒に向けてひとつの詩を読んでいました。

 

その詩がサミエル・ウルマンの「youth」

 

Panasonicの創設者「松下幸之助」が、インタビューで紹介したことで日本では有名になったそうなのですが、そこで聞くまで僕はまったく知りませんでした。

 

 英語の原文をまずご覧下さい。

 

Youth

 

Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will,a quality of imagination, a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity, of the appetite for adventure over love ease.

No body grows only by merely living a number of years; peoples grow old only by deserting their ideals. Years wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul. Worry, doubt ,self-distrust, fear and despair-these are the long ,long years that bow the head and turn the growing spirit back to dust.

Whether seventy or sixteen, there is in every being's heart the love of wonder, the sweet amazement at the stars and the starlike things and thoughts, the undoubted challenge of events, the unfailling childlike appetite for what next, and the joy and the game of life.


you are yang as your faith, as old as doubt ;
as young as your self-confidence, as old as your fear;
as young as your hope, as old as your despair.

So long as your heart receives messages of beauty, cheer, courage, grandeur and power from the earth, from man and from the Infinite so long as your young.

When the wires are all down and all the central place of your heart is covered with the snows of pessimism and the ice of cynicism, then you are grown old indeed and may God have mercy on your soul.

 

 

youthとは、【青年、青年時代】という意味

そこから転じて【青春、青春時代】と訳されます

 

この「youth」という詩は、人の若さ・青春とはどんなことかを説いたものです

 

どなたが訳したかハッキリしてはいないそうなんですが、有名な日本語訳がこちらです。

 

 

青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心、人生への興味の歓喜がある。
君にも我にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ
悲嘆の氷にとざされるとき、20歳だろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり、80歳であろうと人は青春の中にいる。

 

 

これ面白いですよね

青春、若さは心の持ち方ひとつ

 

僕はこの詩を聞いたとき、生き方の指針みたいなものが見つかった気がしました

 

どれだけ歳をとっても、歳を言い訳にしないように

周りの環境が自分の慣れないものになっても、柔軟に受け入れる勇気を持って

 

 

青春を駆け抜けて生きたいと思える詩でした